大阪は八尾の伝統作物、キンタイ6号帆布をもちいたトートバッグです。文庫本やお弁当、水筒等を入れてもゆったりとしたサイズです。繊維が太く丈夫な河内木綿を使用したしっかりとした生地で仕上げ、底を二重底にして丈夫さと安定性をを確保。持ち手にはレザーを使用し、白い帆布の軽やかなイメージの中に重厚感を持たせました。タンニンなめし革なので使い込めば使い込む程、経年変化によって色合いが変わり、あなたの手になじんでゆきます。ちょっとしたお出かけにぴったりのトートバッグです。--素材--・キンタイ帆布（河内木綿10%,有機洋綿90% ※広島県尾道で織りあげています）・牛革（タンニンなめし ※兵庫県姫路産）・真鍮ホック---キンタイ帆布について---江戸・明治時代に大阪府八尾市（河内地域）で栽培されていた和綿“河内木綿”は、産業の変化の中で、平成・令和時代には、産業作物として生産されることはなくなりました。また、同地域のため池にはニッポンバラタナゴ（地方名：キンタイ）という小型淡水魚が生息していましたが、農薬・外来種・密猟の影響で今では絶滅危惧種となりました。無農薬での栽培に適し、地域の風土に適した河内木綿の栽培が活発になれば、生物多様性が保全され、絶滅危惧種も守られるであろう。“キンタイ帆布”は、自然再生の想いのもと、多くの人手が費やされ、無農薬・手摘み・こだわりの紡績にて仕上げられた完全オリジナル帆布です。