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商品説明
作家名 千金貫事
作品名 夕映え Ｆ4
技法 油絵
額装サイズ 約389mｍＸ476mｍ

〈略歴〉
1901年生
現在の浜田市天満町に生まれました。
原井小学校高等科を卒業した後、福岡県門司市に出て柳瀬正夢と出会い、本格的に絵を描き始めます。
1919年3月に柳瀬が上京すると千金も後を追って東京に行き、柳瀬と同じ本郷洋画研究所に入所して岡田三郎助や辻永らの指導を受けました。
1923年8月、徴兵検査のために浜田に帰った際、関東大震災が起きます。
やむなく浜田に留まった千金は、後に明治維新史研究に新視角を提起した服部之聡や農民労働組合運動を推進していた豊原五郎らと知り合います。
1926年にプロレタリア芸術連盟が結成されると、千金は柳瀬とともにメンバーに加わりました。
1929年に松江に移ります。ここで農民組合連合会島根支部の書記長となり、県内における労働運動の先頭に立って活動しましたが、
1931年の「暁の襲撃」と呼ばれる強制捜査で逮捕され、治安維持法違反により投獄されました。
1945年3月10日の大空襲の後、長野県の飯田出身の洋画家原鼎に誘われて同地に移り住む。
信州の自然の厳しさと美しさが描かれた作品です。
風情をそがないようにと額等の修理もしておりません。