冨山房の五十周年記念出版事業として、昭和九年に第一巻発行「日本に於ける模範的大辞典」 全15冊まとめ売り、手渡し可 調べ物をよくされる方や昔の物の考え方で世界を見てみたい方には最高の書物です。もしくはインテリアになど如何でしょうか？ 昔の写真も沢山あり、興味深い内容です。カラーもきれいで、カラーページには油紙が保護用に挟まっています。 【外観】 80年以上前の重厚感ある、大変古い百科事典です。 革装に金の装飾の背表紙などゴージャスで現代では見られません。 インテリアとしてもかなりアンティークな感じが出て素敵ですが、本来の使い方についてはかなり素晴らしい辞典です。 【辞典として】 辞典の域を超えている辞典と言っても良い代物です。 実体験ですが、普通の辞書で調べてもどうしてもわからなかったことが、この辞典で調べた所分かりました。 現代の辞典は効率重視だそうで、まとめて一つの定義として記載されているところ、本書ではそれを細分化して別表記されていたりします。流石は完成に9年掛けた「完璧の國民百科」。 本辞典について下記の方がブログで説明されています。ご興味あればご覧下さい。(直接リンクで飛べない為URLをコピペして検索してください。) https://odamitsuo.hatenablog.com/entry/20120928/1348758053 『』内抜粋 『一枚の表と裏に収録された「アトリエ」と「アパートメント・ハウス」の図版で、前者は四枚の様々なアトリエの写真と設計図、後者は同潤会などの全景、外観、室内写真八枚からなっている。ちなみに平凡社の『大百科事典』には「アトリエ」を見出すことはできても、「アパートメント・ハウス」はなく、もちろんそれらの写真も収録されていない。これらのことだけを見ても、『国民百科大辞典』が都市文化を強く反映させているとわかるし、平凡社よりも洗練された編集センスは「模範家庭文庫」と相通じるものがあるように思われる。』 注意 1、送料「込み」。手渡しでご購入されたい方はご連絡下さい。金額変更します。 2、背表紙を表に出して飾っていた為、傷みがかなり進んでいて、背表紙を触るとポロポロ落ちます。変色シミ等見られますが中身は綺麗です。 3、保管場所の都合で、発送が遅くなる場合がございます。お急ぎの方はご相談ください。