本紙寸法7.8×22.5センチ
額寸51.5×79×4.5センチ
素人採寸なので誤差はご容赦ください。

漢字の書家で知られる鈴木翠軒（日展、現代書道二十人展、毎日展等で活躍。愛知県出身。芸術院会員、文化功労者。翠軒流で一世を風靡。）ですが仮名も能くし、この作品は仮名の代表作である万葉千首の関連作（万葉千首をまとめた作品集『白妙』には、同じ歌で多少違う作品が載っています）かと思います。万葉千首は一枚一枚に落款はありませんので、本作も当然ながら落款は入っていません。綺麗な紙、紙の寸法、そして歯切れの良い線が鈴木翠軒の書であることを証明していると思いますが、当方は鑑定家ではないので写真でご判断ください。額や本紙の状態は私見ですがきわめて綺麗です。段ボール箱と黄袋付き。

豊道春海、川村驥山、金子鴎亭、西川寧、日比野五鳳、手島右卿、村上三島、青山杉雨らと同時代を生きた書家です。（2022年 8月 25日 7時 27分 追加）他サイトでも出品しておりそちらで先に買い手が出た場合や、入札状況および落札価格が当方の想定を大きく下回った場合は、オークションを取り下げます。